前回のコラムでは掃除と片づけの違いをご紹介しました。要約しますと、まずは片付けを行い、整った状態で掃除をする事が効率的で効果的であるという内容でした。掃除は場所によって毎日行ったり週に1回行ったりそれぞれ頻度があります。それでは片付けに関してはどうでしょうか。最初に行って終わり、というわけではありません。片付いている状態をキープしていく必要があります。片付けた部屋を綺麗に保つのは、日々の小さな習慣と意識が大切です。せっかく頑張って片付けた部屋も、少し気を抜くとすぐに散らかってしまいます。ここでは、綺麗な部屋を長く維持するためのコツを紹介します。
①「物の定位置」を決める
まず大切なのは、「物の定位置」を決めることです。どんなものでも「使ったら元に戻す」習慣をつけるためには、どこにしまうかをはっきりさせることが必要です。定位置が決まっていないと、無意識に物を置きっぱなしにしてしまいます。
② 使用頻度で置き場所を決める
よく使うものは取り出しやすい場所に、あまり使わないものは収納の奥にしまうのがポイント。例えば洋服の引き出しの場合、下着や靴下など、使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に収納する。キッチン周りで言えばよく使う箸やスプーンなどは手前側や簡単に取り出しやすい位置に置いておく、など。
③ カテゴリー別に整理する
文房具、化粧品、衣類など、カテゴリーごとに収納すると片付けが簡単になります。
④ ラベルを活用する
収納ボックスなどにはラベルを貼って中身を明確にすると、探しやすく戻しやすいです。また中を開けて確認する手間もなくなります。
⑤ 「一日5分」のリセット習慣を作る
毎日少しの時間でも部屋を整えることが、綺麗を保つ秘訣です。夜寝る前や、朝出かける前など、1日5分だけ部屋をリセットする習慣を作りましょう。休みの日に1時間行うのは億劫、という人は毎日ほんの少しでいいので意識してやってみましょう。
机の上をリセット
使った物は元に戻し、必要ないものは処分します。机の上は基本的に何も置かないようにしてみましょう。
⑥ 床に物を置かない
床に物がないだけで、部屋はスッキリと見えます。掃除の効率化にもつながります。
⑦ 簡単な掃除を取り入れる
クイックルワイパーで床を拭いたり、埃をサッと取るだけでも違います。最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣づくと意識しなくても出来るようになるでしょう。
「ながら掃除」「ついで掃除」といった何かをしながら、何かのついでに掃除していくのも有効な手段です。
⑧「1つ増えたら1つ減らす」ルールを意識する
物が増えると、それだけ散らかりやすくなります。新しいものを買ったりもらったりしたら、同じカテゴリーの物を1つ手放す「1in1out」のルールを心がけましょう。持てる物の最大量を決めておくことも大事です。
⑨ 定期的に見直す
季節ごとなど定期的に不要品を整理すると、物が増えすぎません。
⑩ 処分のハードルを下げてみる
捨てるのが難しいなら、リサイクルやフリマアプリの活用もおすすめです。
⑪「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
収納は、すべて隠せば良いというわけではありません。見せる収納と隠す収納を使い分けることで、部屋をすっきりと保ちつつ、使いやすさも確保できます。
見せる収納
お気に入りの本や雑貨は、棚にきれいに並べて「見せる収納」として楽しむ。
隠す収納
細かい雑貨や日用品はボックスや引き出しに収納し、視界から隠してスッキリさせる。
収納グッズを活用
同じデザインの収納ボックスを使うと、統一感が出て整って見えます。
⑫ 掃除しやすい環境づくりを意識する
掃除が面倒だと、部屋はどんどん汚れていきます。掃除がしやすい環境にすることで、自然と綺麗が保てます。
⑬「見直しタイム」を作る
月に1回は部屋全体を見直して、不要になった物を処分しましょう。慣れてしまうと気づきにくい小さな「散らかりの種」も、定期的に見直せば防げます。
⑭ 使っていない物はないか確認
収納がうまくいっていない場所はないかチェック
理想の部屋に近づいているか見直す
⑮ 「完璧」を目指しすぎない
綺麗な部屋を保ちたいと思うと、つい完璧を目指しがちですが、それが負担になると長続きしません。多少の散らかりは気にしすぎず、無理なく続けられることを優先しましょう。
まとめ
片付けた部屋を綺麗に保つためには、日々の小さな習慣と意識が重要です。「物の定位置を決める」「毎日5分のリセット習慣」「1つ増えたら1つ減らす」「掃除しやすい環境を作る」といったコツを取り入れることで、無理なくスッキリとした部屋がキープできます。
最初は少し大変かもしれませんが、習慣になれば自然と意識せずに綺麗な部屋を維持できるようになります。自分に合った方法を見つけ、楽しく綺麗な空間づくりをしていきましょう!
また、他のコラムでもご紹介させていただいていますが、物が少ない程、片付けは容易になり、楽になります。掃除を簡単にするために片付けを行い、片付けを簡単にするために物を減らします。物を減らすことで、転じて掃除がしやすく、綺麗で清潔な空間を保つことが容易になります。